七ツ石山・雲取山 トレッキング研修レポート
◇山の紹介◇
雲取山(くもとりやま) 標高:2,017m
東京都、埼玉県、山梨県の県境に位置する標高2,017mの東京都最高峰の山。
日本百名山にも選ばれており、都内では唯一標高が2,000mを超える山でもある。
雲表にそびえ、雲も取れそうな高峰からその名がついたと言われる。
山系 : 秩父山地
所在地 : 東京都西多摩郡奥多摩町、埼玉県秩父市、山梨県北都留郡丹波山村
七ツ石山(ななついしやま) 標高 : 1,757m
東京都と山梨県の県境に位置する山。
東京都の最高峰 「雲取山」 を目指すルートにあり、天候が良ければ富士山や南アルプスの山々を見ることができる。
狼信仰を今に伝える 「七ツ石神社」 が鎮座し、古い素朴な狛犬が山神使いの狼像。
また、神社と山道には平将門伝説が伝わり、コース上に詳しい説明板が建てられている。
山系 : 奥多摩
所在地 : 東京都西多摩郡奥多摩町、山梨県北都留郡丹波山村
※今回は雲取山のルート上にある七ツ石山に登頂した段階で、雲取山への登頂は断念することになった。
そのため、下記に七ツ石山での行幸について紹介いたします。
<日程>
・2025年10月22日(水)
<行程>
・AM 7:00 昭島駅集合
・AM 9:30 丹波山村駐車場
・AM 9:40 小袖登山口
・AM 12:15 七ツ石小屋
(小休憩)
・PM 13:10 七ツ石山
・PM 13:55 七ツ石小屋(昼食)
・PM 16:45 小袖登山口 へ戻る
<山行記録>
◇AM 9:30 丹波山村駐車場
全員でストレッチや、荷物の最終確認を実施。
今回は研修2回目という事もあり、リーダーを担った。
最近は街にも頻繁に出没が確認されている熊。
そのため、熊よけのスプレーを持つことに。
先輩からレクチャーを受けて、いざ出発!

「Lilima BEAR」のスプレー。
上部にある黄色のセーフティグリップを
引いてから噴射レバーを押す事で噴射。
◇AM 9:45 小袖登山口
駐車場から約5分歩いて登山口へ到着。
ここからまず目指すのは七ツ石小屋。

ルートや熊鈴、水分補給等を行い、山の中へ。
当日は途中で小雨が降ったりはしたが、基本的には曇りの状態。
前日に雨が降っていた事もあり、多少道がぬかるんでいた。
道中では、ホコリタケというきのこが自生している箇所や
木の実が生っているのを目視することができ、自然を楽しみながら足を進めた。
<道中で撮影した主な写真>


ホコリタケ(写真右)…梅雨から秋にかけて発生するきのこ。
若い幼菌のみ食することができる。





◇ 12:15 七ツ石小屋
登山口から約2時間半。途中目標の七ツ石小屋に到着。
七ツ石山登頂まで残り約20分程だが、ここでトイレ等も含めた一時休憩を挟むことに。


猫が支配人のこの小屋。
今回は出会えなかったが、プライベートで行くことがあれば是非とも拝みたいところだ。
小さいものの、テント場やベンチ等が充実しており、お湯の貸し出し、食料の販売も行っている。
先輩スタッフからの話だと、基本的にお湯の貸し出しをしている山小屋は少ないとの事。
ガスの重要さをしるきっかけとなった。
また、テント場から見える景色も中々に綺麗だった。


◇ 13:10 七ツ石山
登り始めて約3時間半、七ツ石山の登頂に成功。
本来ならばここから更に歩いて雲取山へ登頂する予定だったが、時間の都合上ここを今回の頂上とすることに。
雲取山には惜しくも届かなかったが、達成感のある景色を一望することができ、すがすがしい気分になった。



テント場からの景色と比べると、より雲の動きを見ることができる上に連なる山々を一望することができた。
前回のトレッキング研修で行った棒ノ折山では、豪雨に見舞われ、登頂しても景色を拝むことはできなかった。
その分、晴れてはいなくともこんなに綺麗な景色を見る
事ができ、とても気持ち良かった。
◇ 13:55 七ツ石小屋(昼食)
皆が待ちに待った昼食タイム。各々が用意してきたものを取り出していざ準備へ。
先輩スタッフはSOTOのガスコンロを持参。
私は先輩からガスコンロをお借りしてお湯を沸かし、カップ麺を食した。
他にはSnow Peakのガスコンロを取り出し、道中で汲んできた湧き水を沸かしてラーメンを作るスタッフも。


百均で買えるものも多くあるという。
そんな中、生卵を持ってきても大丈夫かという検証を個人で行っていたスタッフ。
彼は無事にラーメンに卵をinすることができたようだ。


素手でワイルドにタコスの皮を温めるスタッフ。
全員が食べられるように食材を準備して下さった上、振舞ってもらった。味は最高。
ワイルドさと力を与えられたような気がして気分も高まる。

それぞれしっかりと栄養補給で来たところで下山へ向けて準備を進めた。
改めて、ガスや火の重要性、栄養補給がどれだけ身体にとって大切か身をもって学べた。
日頃から食事を十分に摂れ、ガスや電気、水道等が使える環境に感謝である。
◇ ~16:45 小袖登山口(下山)
いよいよ下山。
下山が特にけがをしやすいと教わったため、登っている最中に発見したぬかるんだ場所や、歩きにくいポイントに注意しながら下る。


湧き水のポイントで手を清めるなり、水を汲むなりして気分をリフレッシュ。
無事下山に成功。
途中で尿意に襲われながらも、ほぼ立ち止まることなく下り続けた。
途中、かなり周囲が暗くなり、持参した人はライトを、
持っていない人はスマホのライトをかざして歩いた。



2人のスタッフがGOAL ZEROのライトを持参していたので写真を撮らせて貰った。
私はスマホのライトを足元にかざしていたが、十分に照らすことができていなかった。
それに対してGOAL ZEROの明かりは抜群。
一時、お祭り用にとSNSを中心にバズった影響もあり、店舗の在庫も薄くなったGOALZERO。
山では早くに周囲が暗くなり、足元が見づらくなることがわかった。
ライトの重要性を含め、改めて電気の大切さを実感した。

<服装・装備>
・頭… PATAGONIA : FITZ ROY ICON TRAD CAP
・目… SOLAIZ : SLD-002 HABANA 偏光BR
・インナー… PATAGONIA : キャプリーン
・レイヤード… MANUAL ALPHABET 綿シャツ
・アウター1… PATAGONIA : TORRENT SHELL 3L
・アウター2… PATAGONIA : HOUDINI JACKET
・ボトムス… GRAMICCI 別注 : EVERYDAY GEAR PANT
・ソックス… NODAL : TIE DYE SOCKS
・シューズ… KEEN : JASPER ZIONIC
・リュック… PATAGONIA : REFUJIO DAY PACK 30L
<総評>
今回の研修で、普段の生活がどれだけ素晴らしい環境なのか、生きていくための力がどれだけ大切なのかを身をもって改めて学ぶことができた。
最初は標高2,000m越えと聞いて正直不安ではあった。
前回ですら膝の負担が凄かった上にそれ以上の山を登るため、壊れるかもしれないと思っていたが、仲間との会話や、綺麗な景色、彩る自然、これらが支えとなったからこそ無事登頂することができたと思う。
登山が初めてのメンバーも多い中で、誰もリタイアせずにやり遂げることができたのは本当に素晴らしい事であり、全員の仕事やアウトドアに対する意欲も大いに掻き立てられた事だろう。
店舗の特性上、山ユーザーも多く訪れる昭島店。
例えアウトドアの知識が完璧じゃなくても、今回の経験が後押ししてくれる場面や、実体験から得た事を会話に盛り込むことでお客様にも納得いただける会話に繋がると再認識した。
お客様との会話においても様々な角度から話題を振って、お客様のライフシーンに寄り添えるような接客をモットーに努めていきたい。
SORA昭島アウトドアヴィレッジ店・スタッフ

