
天狗岳(八ヶ岳)トレッキング研修レポート
長野県茅野市にある八ヶ岳連峰の山で、日本二百名山のひとつ
東天狗岳の標高2,640m
西天狗岳の標高2,645.8m
2つのピークが存在

天気:晴れ時々曇り
気温:15℃
◇ TIME SCHEDULE ◇
9:30 唐沢鉱泉
11:30 第一展望台
13:00 西天狗岳
13:30 東天狗岳
14:30 中山峠
14:45 黒百合平ヒュッテ
17:45 唐沢鉱泉
9:15出発地点到着

トレッキングスタート地点にて下車。
この時点では気温は15℃ほどで少し肌寒い。降り立った瞬間、空気がおいしく何度も深呼吸。


本格的なトレッキングは初めての為、けがの無いように準備体操。油断は禁物なので入念に。
スタート前にBAGの背負い方をレクチャーいただき準備は万端。
9:30トレッキングスタート
準備体操を終え頂上目掛け全員で出発。


上り始めてすぐ、神秘的な苔が多くみられました。
いままでの苔のイメージを覆すくらい、きれいでした。
山にあるコケや植物は、とったり、踏んだりしてはいけないと教えていただきました。
山の苔、植物は沖縄で例えるとサンゴのような存在だと感じました。
なるべく苔がないところを踏みながら歩くよう意識。

苔ゾーンを過ぎ、根っこが多いゾーンに突入。
根っこが階段のようになっており、不思議な感覚になりました。


このあたりからだんだんと木が低くなり、景色が開けてきました。


木や植物は標高2500mを超えてくると見られなくなってくることを教わりました。
11:30 第一展望台 到着
上り始めて2時間ほどで木に囲まれていた景色から一転景色が開けた場所に到達。

12:00 第二展望台 到着


その後岩ゾーン突入



岩に〇×の表記があり、〇をたどりながら進んでいく。
かなり大きな岩だったため全身を使いながら進んでいきました。

道中にロープがあり、掴むものだと思っていたが、これより向こう側に行くと危険という印らしく、なるべく近寄らないようにしながら進んでいきました。
13:00 西天狗岳山頂 到着( 2645.8m)



雲海がとてもきれいで、絶景が見れました。
雲の上にいる感覚が新鮮。
東天狗岳に向けてリスタート。


とても気持ちよく歩くことができました。
13:30 東天狗岳頂上到着(2640m)



雲海と紅葉がとてもきれいで、紅葉は緑が模様のように残っており、これはこれでとてもきれいでした。
14:30 中山峠通過


ここまで歩いて軽食しか食べていなかったので、かなりおなかがすいており、、
昼食場所の黒百合ヒュッテまであと15分。
14:45 黒百合ヒュッテ 到着、休憩



黒百合ヒュッテにてランチ(ビーフシチューセット)を注文。
ここの人気メニューのようでお肉がとても柔らかく、最高においしい。
外で食べるご飯はなぜか数倍おいしく感じます。
MOUNTAIN GOURMET LAB.ラムと豆のトマトシチュー。バーナーを使い温め実食。
フルーツとハーブの風味があり初めて食べる味でした。美味しかったです。

ここからはひたすら下山。
山に夕日が差し込み苔が照らされ奇麗でした。
手を伸ばし、山の地平線と太陽の間に指が何本入るかで日没までの時間を知る方法くを教わりました。
1本が15分相当。
この時は4本なので残り1時間で暗くと予想。

予定よりも時間が押していたため、薄暗くなってきました。
赤いロープを見失わないように歩く。
この時、携帯のライトで照らしながら歩くことになり、ヘッドライトがあったらよかったと感じました。

17:45 唐沢鉱泉
ようやくスタート地点(ゴール)に戻ってきました。
宿のすぐ横に唐沢鉱泉の源泉を発見。
温度は高くないがこの源泉を沸かし温泉にしてるという。


昼間であればもっと青く見えるらしいです。
全員でライトを照らしたおかげで、青く見えました!
歩いていると様々なキノコが見られました。
たいていのキノコは見た目に寄らず触っても大丈夫とのことでした。
赤いキノコがお気に入りです。






◇ 着用ITEM ◇
Tops:MINUS33/MICRO RAGLAN T-SHIRT
Pants:GRAMICCI×SORA/NYLON HIKE GEAR PANT
Shoes:MERRELL/MOAB 3 SYNTHETIC GORE-TEX®
Socks: MINUS33/ MINI CREW FULL CUSHION
Bag:EXPED/Summit Lite 25
Bottle:Hydro Flask/TRAIL SERIES 32 oz Lightweight Wide Mouth
◇ 総評 ◇
今回、人生初の本格的トレッキングで、今までは地元・沖縄に位置する嘉津宇岳(標高452m)、往復1時間程度の山しか登ったことがなく、こんなにも長く山を歩いて登ることは初めての経験でした。
長い時間かけて登った山頂付近からの景色は忘れられず、山にハマっていく人達の気持ちが心の底から分かりました。
また、山には様々な植物が生息しており、つい周りを見ながら歩いてしまうくらい、楽しむことができました。
今回のトレッキングで活躍したのがマイナス33メリノウールとSORA別注のグラミチのパンツ。
マイナス33はベースレイヤー、ソックスを購入し着用。ベースレイヤーに関して、半袖ではあったが気温15℃前後で歩くには丁度良く、汗も吸い、乾きやすいのでとても快適なトレッキングができた。
グラミチ別注パンツはポケットの数や位置、大きさがとても良く、このポケットに携帯、軽食、ゴミなどを入れても歩くのに違和感がなくとても活躍しました。
一方で今回持参したバックパックはポケットが少なく、軽食を取り出す際に苦労したのと、ドリンクホルダーポケットが浅く、ボトルが入りきらず。。。
小物や軽食などはすぐ取り出せるようなミニサコッシュや小さめのバッグをもうひとつ持ち合わせているとより快適に歩けると感じました。
また、機会があれば山で最高の景色を見たいです。
SORA渋谷ヒカリエ店・スタッフ
